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敵の潜水艦を発見!

駄目だ! 88です。ガルパンの最終回見てたら言いたくなった。BF4出るけどCoD病だよねぇ、俺が好きなBFは戦闘機の翼に乗ってすり鉢山に空挺するBF

 今回は固め絵、ついでにSS書いた。内容はナナドラ2020の国分寺で石化ネタ。キャラ名デス子とかにするとちょっと間抜けかなーって事で、テメェが実際に使ってるキャラの名前を流用。他にキャメルとかマイセンとかが二軍に居た。
 

 突如として出現した生物「ドラゴン」、その生命体の出現により破壊と荒廃の限りを尽くされ、その上、通常の自然界では有り得ない環境に創りかえられてしまった首都圏において「ムラクモ機関」の奮戦は続いていた。
 国分寺、ドラゴンの顕現以前はベッドタウンとして首都圏に暮らす人々と供にあった街も帝龍の出現により、荒涼とした砂漠に飲み込まれた街と灼熱に焦がされる異形の工場が寂寞な印象を与える空間と化している。

「この勝負アタシの勝ちね!メビウスさんは大丈夫でしたか?」
 工場内に明るい声が響く。声の主はデストロイヤーのキャビン。年端もいかない少女だが見た目にそぐわぬ怪力で次々と敵をその拳で打ち破る。今この瞬間も強敵を退けたばかりである。
「こんなところかしらね、流石の私も今回は少しヒヤリとしたわ」
 そう応えたのはサイキックのメビウス。ともすればまるで娼婦かと見まがう非常に露出度の高い格好をしているが、その実は超常現象を操り、その能力で攻撃魔法のみならず仲間の回復やサポートをも行うオールラウンダーの戦士である。
「大丈夫そうですね、アタシもちょっとヤバイかな~って思っちゃいましたよ」
「お互い無事で良かったわね、でも…」
「どうしましょうか―…これ」

 二人の視線の先には一体の像が転がっていた。鬼気迫る表情で今まさに抜刀せんとする瞬間を模した長髪の女性の石像である。まるで生きているかの様な生命感と今にも動き出しそうな躍動感に満ち溢れた彫像であるが、現在この炎に焼け付く空気に満たされた工場内に存在するにはいささか場違いな代物でもある。
 この石像こそが彼女達の三人目の仲間であるサムライのワカバである。彼女は学生のような身なりとは裏腹に、巧みな剣技で次々と強敵を屠り、デストロイヤーのキャビンと双璧をなすパーティの攻撃の要であった。しかし、現在の彼女は戦闘中、蛇に羽根と脚が生えたような異形の龍、ドラゴストナータからの石化にらみを受けてしまい、瞬く間に灰色一色に姿に変えられてしまっていた。
 だが、それよりも、キャビンとメビウスはそんな物言わぬオブジェと化したワカバの身体以上にある問題に直面している。


2020

「割れちゃってるわね」
「割れてますね」
「「スカート」」
 ワカバは石化という不運に加えて、石と化した身体が地面に転がった際の衝撃によりスカート部分が割れてしまい下着があらわになってしまっていた。彼女の表情こそは戦いの気迫に満ちた凛々しいものであったが、その様な姿のため何とも不恰好である。平素の凛とした佇まいのワカバであれば有り得ないその格好は憐れで、もし動けるのならば即刻抜け出したい状況であるだろう。しかし、今のワカバは工場に乱雑に放置されたオブジェの身であり、その様な権利はないのである。ただひたすら仲間に救われるのを待つだけである。

「と、とりあえず元に戻しましょうか!」
 普段は冷たい印象を放つメビウスが少しばかり言葉に詰まりながらも提案した。
「あ、あぁ!そ、そうですね!このままじゃ可哀想ですもんね!」
 キャビンも笑顔が少し引きつっている。石化を解除した後の事を考えれば当然ではあるが。
「それでは、元に―」
「あ、ちょっと待って下さい、せめてお尻は隠してあげないと、大体なんでまた見事にお尻の部分だけ割れちゃうんだか―」
 そう言いながらキャビンは自らの上着をワカバの臀部に被せようとするが、そこでふとある事に気づく。
「…ワカバさんって真面目そうなのに意外と凄いのを穿いているんですね、お尻半分くらい見えてるんじゃ…」
「そんなジロジロ見ない、ホラ、治すわよ」
「でも、ホラぁ、見てくださいよ」
「そんな人のお尻をジロジロ眺めるなんて…、凄いわねこの格好」
「いや、メビウスさんが人の服装をとやかく言えた義理は無いかと思いますよ」
 信頼していた仲間にジロジロと臀部を眺められ、好き勝手に感想を述べられる。ワカバからすれば恥辱の極みであるが抗議の声は無い、ただ無抵抗にされるがままだ。
「触る?」
「いやいや、それは流石に…、アタシにそんな趣味は無いですし…、せめて本人の承諾がないと、って何言ってるんだアタシは」
「ですって。ワカバ、触っても良いかしら?」
「…」
当然ながら石像のワカバから返事は無い。
「沈黙は了承、よね。いいみたいよ」
「え…」
「私は黙っているわよ」
 メビウスが悪戯っぽい笑顔をキャビンに向けながらそう言ってのけた。ワカバからすれば噴飯ものの提案であり、平素の彼女であれば怒りで我を忘れるような事ではあったが。
「…じゃあちょっとだけ」
 あろうことかキャビンは石化したワカバの臀部を撫で回し始めた。通常の生の肌であったならば若さ特有の弾力が返ってくるが、今キャビンが触れる石の肌はただ硬い感触を返すだけである。当初、キャビンはしぶしぶ話に乗っかった体で臀部をつついていたのみであったが、次第にスイッチが入ったのかペシペシと音を立てながら叩き出した。
「あ、どうしよ、これはマズイ。ちょっと楽しいかも!ホラ、ほら、ホラァ!」
「こ、こらキャビンそんなに強く叩くと壊れちゃう!手加減なさい!」
「でもでもでも!こんなにお尻叩かれているのに全然何も言わないんですよ!考えらんない!ホラホラホラ!」
 自分の冗談半分の言動が目覚めさせてしまったキャビンの意外な一面に引きつつもメビウスはふと思う。今、お尻を好き勝手に弄られているワカバはどのような気持ちなのだろうかと。もし声が上げられるのならばどのような抗議を述べるだろうか、動く事がまったくできずただひたすらに屈辱的な扱いを受けている彼女には同情を禁じえないメビウスであった。
「うわぁースベスベだ、ワカバさんのお尻ってホント綺麗!」
 エスカレートしたキャビンはワカバの臀部に頬ずりまでしている。
「ワカバさん、今どんな気分です? 好き勝手お尻弄られて。返事してくださいよ!でも石の身体じゃ返事もできませんよね!実は意外と喜んでいるんじゃないですか?だったら変態だなぁワカバさん!」
 あ、これはダメだ。駄目な子だ。これ以上は本当に危険な子だ。そもそもは自らが提案した事であったがこのままブレーキを踏まなければ一線を越えてしまう。そうメビウスは判断すると、少々乱暴な手段ではあったが攻撃魔法を使用しキャビンにストップをかけ、ワカバを元に戻す事になったのであった。


「―っ刀!!」
「ぅわっ!ワカバさん危ない!」
 石化から回復したワカバは石と化す直前まで取っていた行動、抜刀し敵を切り伏せる、その動作をそのまま実行した。しかしその場に敵はもはや存在せず、代わりにキャビンが居たため危うく彼女が真っ二つにされる所であった。
「…?敵はっ!?」
「キャビンと私で全滅させたわよ、貴女は途中で石になっちゃってたから分からなかっただろうけど」
「…そうか、すまない。私としたことが足手まといになってしまったみたいだな、この雪辱は必ず晴らす!」
 ワカバは一層の奮闘を誓う。真面目な彼女らしい台詞であった。
「いや、その、です、ね…」
「あの、やる気を出しているトコで悪いんだけど…」
キャビンとメビウスの二人はそんなワカバから目を逸らしたままである。
「?、どうしたんだ?」
「ワカバさん、お尻丸見えなんです」
「石になったスカートが割れたのよ」
「…」
 無言で自らの状況を確認するワカバ、しばしの気まずい沈黙、そして。
「――――ッ!?!?」

 その後、キャビンとメビウスは恥ずかしさで正体を失くしたワカバを宥めつつ一旦帰還をする事になったのだった。
てきとーに


描いた&書いた感想。いつも通りのスラングが一番書きやすいんだけどねぇ。3000字くらい書くのにヒーヒー言ってるんだから情けない。
絵の方は半ケツ描きたいって欲望で視野狭窄に陥った感がある構図ね。後は顔と髪、塗りがちょっと不満。要するに全部不満があるっちゃあるって意味。

以下雑記
一番好きなのはデス子


ちょっと返信。
>いつも(省略)でした。
まぁ、そんな畏まらなくても大丈夫ですよー。やっちゃった事はやっちゃった事ですし、そんな気にはしてませんからご安心をー。
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